2010年04月20日

「生徒指導提要」30年ぶり抜本改定 「ネットいじめ」「虐待問題」対応(産経新聞)

 インターネットや携帯電話を利用した「ネットいじめ」や有害サイト問題などについて、全国の小中高校などで生徒指導に当たる教師に、統一的な対策が示されることになった。文部科学省は、教員の生徒指導の手引き書「生徒指導提要(ていよう)」を約30年ぶりに抜本改定。新たに小学生も対象とし、ネット社会での学校の問題のほか、児童虐待の早期発見に教師らが義務を負っていることも明記した。夏ごろに全国の学校に配布予定だ。(植木裕香子)

 生徒指導提要は、教員が生徒指導をする際のいわばマニュアル本。子供たちの日常や社会生活について注意すべき点などが記されている。

 旧文部省が昭和40年に作成後は、全国で校内暴力が社会問題化した56年に一部改定されただけだったが、文科省がインターネットや携帯電話の普及など、時代の変化にあわせて、約30年ぶりに改定。これまでは中高生だけを対象としたが、非行やいじめの若年化に伴い、小学生の生徒指導も対象とした。

 改定提要では、ネット上の「学校裏サイト」やプロフと呼ばれる自己紹介サイトで中傷の書き込みをする「ネットいじめ」について指摘。「繰り返させないために、被害者の傷が深いことを気づかせることが大切」と強調した。また、ネット上に書き込まれる殺人予告や自殺予告などについては、「警察に110番通報すべき」としている。

 出会い系サイト、アダルトサイト、違法薬物販売サイト、自殺サイトなどに児童・生徒が触れるケースが多いことも強調。こうしたサイト利用を勧誘する不審な迷惑メールなどには「返信しないように指導することも大切」とし、有害サイトへのアクセスを防止する「フィルタリング」を「保護者に呼びかけることが重要」とも強調している。

 児童虐待問題についても「学校関係者は児童虐待を早期に発見する義務を負っている」と指摘。教員単独で問題を抱え込まないように促し、「『疑わしきは(児童相談所などへの)通告』との姿勢で臨むべき」と強調した。

 文科省では、これまでも、こうした問題について「ネット上のいじめ対応マニュアル」などを作成・配布するなどし、教育現場でもそれぞれ対応してきた。しかし、今回の改定で、さまざまな問題に全国で統一的な指導基準が示されることになった。教師からは「どうしても場当たりになりがちな新しいネット・トラブルの指導が、落ち着いてできるようになる」と期待の声が上がっている。

 学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)などの発達障害に関する項目も新たに追加。障害に気づかずに注意や叱責を繰り返すと不登校や引きこもり、暴力や家出などにつながる恐れがあるだけでなく、鬱病(うつびょう)や統合失調症に発展する可能性があると指摘。医療や福祉機関などとの連携も求めている。同省は「時代の変化に即して内容を整理し直した。日頃の指導に生かしてほしい」としている。

 ■「生徒指導提要」が挙げた主な課題

(1)インターネット、携帯電話の有害情報対策

(2)学習障害(LD)などの発達障害

(3)児童虐待

(4)いじめの早期発見

(5)自殺防止

(6)喫煙、飲酒、薬物乱用

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2010年04月14日

医療機関の倒産、過去最悪の45件−昨年度(医療介護CBニュース)

 帝国データバンクの調べによると、病院や診療所、歯科医院など医療機関の昨年度の倒産は、前年度比5件増の45件で、過去最悪となった。負債総額は295億1300万円。

 月別の倒産件数は、4月9件、5月4件、6月6件、7月5件、8月2件、9月4件、10月2件、11月3件、12月3件、1月3件、2月4件、3月ゼロだった。
 負債総額は、2008年度の213億9500万円より81億1800万円多かったが、07年度の307億7500万円と比べて12億6200万円少なかった。

 現在の集計方法となった05年度以降、これまで倒産件数が最も多かったのは07、08年度の40件。一方、昨年度の倒産件数は1月までで既に41件で、過去最悪を更新していた。


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2010年04月12日

石原氏「民主党はみんな腰抜け」 新党旗揚げ会見(産経新聞)

 石原慎太郎東京都知事「皆さん、こんにちは。石原です。まずもってね、国民を代表して、与謝野さん、平沼さん、園田(博之衆院議員)さん、中川(義雄参院議員)さん、藤井(孝男参院議員)さんにこの決断に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。特にですね、平沼さんや与謝野さんはですね、本当に、まさにかろうじて死線を越えてきた政治家ですよ。私の父親はね、造船を建て直すために、混乱している戦後にがんばりすぎて脳梗塞(こうそく)を2回起こして、3度目には亡くなりました。平沼さんもですね、脳梗塞で倒れた心情というのは、これは本当に本人にしか分からない悲痛なものがあったと思います」

「与謝野さんはですね、喉頭(こうとう)がんをやられている。あの病の最終に私、彼と一度、会う機会がありましたが、声もろくに出ずに、ネクタイがですね、首を絞めて痛いから、彼、ネクタイできずに国会の中でも許しを得てアスコットタイを結んでね、議場に出てた。実は同じ病気でつい一昨日、私の天資の友人が死にました。喉頭癌で。まだね、齢65、66歳の男でした」

「そういう人生の険しい峠をかろうじて越えてね、立ち返ってきたこの2人がそれぞれ代表になってですね、決心をしてくれた。これはホントに尊いことだよ。しかしあなた方含めてね、この中に60の齢、超した人いますか? いたら手を挙げてもらいたい。いないでしょ。30代、40代、あ、1人いた、50代の人間はね。60代や70代を年寄りだとバカにするかもしれないけど、まさにね、齢いくら重ねても春の気概を持っている人間ってのは、今、与謝野さんが引用された詩にあるみたいに、自分の人生を越えた理想を持った人間は若く見える。並んだこの5人見ると、60、70代の年寄りばかりじゃないか、言うのは簡単だよ。簡単だけど、じゃあ、30代、40、50の中に、われわれと同じくらい、この国を憂えている人間がどれだけいるんだい?」

「民主党を見てみろよ。みんな腰抜けじゃないか。僕らね、30代、40代の時に、本当に恐ろしい権力をもった田中角(栄・元首相)さんの金権と正面から戦う。青嵐会作ってやったんだ。中国のいいなりになって角さんが2週間で上げるという日中航空協定を私たち体を張って、あのときは外務省も一緒になって泣きながら反対して、2カ月半抵抗して、結局通された。あの後で、永野重雄さんらが言ってくれたのは、日中国交回復して代表団を迎えたときに、まず永野さんは、私は永野さんは知己を得てましたが、『周恩来がわれわれを歓迎してくれたときに非常に君たちのことをほめてたよ。ついていった財界人の誰かが、周恩来が、われわれはこれからのすべての日本人を歓迎する、と言ったら、おべっか使って、あの青嵐会のものどもですって言ったら、周恩来は呵々として笑って、いや、私は彼らを非常に評価しますよ。私は昔日本に長いこといた。日本人をよく知っているが、このごろ日本人はだいぶ変わってきましたな。しかし、昔ながらの日本人がいますね。彼らはそうですよ』と言ったそうだ」

「青嵐というのはね、私が付けた名前だけどね、(周恩来は)『中国語でもっとも美しい言葉の一つです』と言ってくれたそうだ。永野さんっていうのは、私、かわいがってもらってたから、お世辞言ってくれたのかと思ったら、後になって裏が取れた」

「まあ、なんで今の民主党の若い連中ってのは国民からひんしゅく買ってるこの金権政治に体を張って戦わないのかね。あなた方、そうじゃないか。われわれ、年代の年寄りを揶揄(やゆ)するのは簡単だよ。一緒にやってくれよ、何か。ホントにそれを訴えたいよ。ホントに今のメディアの特質はね、ホントにシニックで、人を誹謗(ひぼう)して、足引っ張って。それであなた方は第4権力かなんか知らんけども、権力を行使してエクスタシーを感じるかもしれんけど、何も生まれてこないよ、その中から。ここにね、この2人をトップにして、この5人なんですけど、本当に必要な、とにかく自分の人生を捨てたつもりでも決心をしてくれたってのは、この最近の日本の中で珍しいことじゃないんですか。国民だってそれを必ず評価して認めてくれると思いますしね」

「とにかくね、私はこのホテルの中にあるスポーツクラブに昔からいますけども、大体メンバーってのは高齢者が多いんだが、このごろ時候のあいさつはしなくなった。久しく会うメンバーに話を仕掛けると、『時に石原さん、この国どうなるんかね』。みんな同じこと言うよ。君らがもってない危機感をね、われわれ年寄りは持っているんだ。あなた方、人生の中でね、まあわずかしか生きてこないけど、私たちは戦争の記憶持ってる。私も戦争の体験がある。その人間がね、自分たちの短くもない過去を振り返ってみて、人生の中で相対感覚でね、この日本は落ち込んできたなあという実感、ひしひし持ってるの」

「あなた方は本当に平板にぬるぬる生きてきたから、その自覚ないかも知らんけどね、これは私たちはね、戦争始まってはらはらしていたら、大勝して、大勝してシンガポール陥ちたんだ。だが、あっという間に逆転して原爆でこの国は滅びる寸前まで行ったけど、アメリカの庇護(ひご)で立ち直ってきた。そして、あの戦後の荒廃、混乱の中からなんとか立ち上がってきた。高度成長、享受しているうち、日本の経済、なんか危なくなってきた。私は役人の言いなりになってですね、役人に使われている自民党の政治家にうんざりしたから辞めたんだ。私、予感当たったと思いますよ。自民党はは厚生省に滅ぼされた。自民党は。あなた方ものんびりしてるんだよね。あんなに年金の破綻(はたん)がきてね、フランスやイギリスだったら自覚ある市民はもう政府を越えて政党を越えて、政府を倒すような、要するに運動が起こったと思いますよ。日本では起こらない。選挙でその結果が出ただけの話で。まあ、これもね、のんびりしていいのかも知らんけど、それじゃあ、とても追いつかない、日本は来たと私は思う」

「だからね、この5人がですね、立ち上がってくれた。本当にこれは尊いと思う。年寄りだよ、私たちは。まさに年寄りだよ。年寄りがこうせざるを得ないようにだれがしたんだ。30代、40代、50代の人間にがんばってもらいたい。この国を考えて。まあね、本当にそういう心理で私はね、この5人に共感してね、それで応援団長を務めようということに名乗りを上げました。今後、本当にがんばってもらいたい。それで皆さんね、同じ日本人なら心意気に感じて、とにかく支えてもらいたい。揶揄して足を引っ張るのは誰でもできるよ。そんなことは。国民は決してそんなこと許さんよ。皆さんの力を貸してください」

「誰のためだよ、この政党のためじゃない。日本のためにみんなでこの辺で心構えを変えてね、よほどしっかりしていかないと、この国は本当にこのままずるずるずる落ち込んで、ジェットコースターの急降下じゃないけど、急降下の先に水落ちて上がってくりゃいいけど、上がってこない国になっちゃうな。まあ私は微力ですけど、この5人のためにがんばりますから。やっぱり年寄りなんで年寄りで、いろいろな力もある。ないものもあるけど、これから若い人たちに話しかけて、若いね、フレッシュなね、あっと驚くような候補者を立てこの参院選、戦います。がんばります」

 藤井氏「今日決定した党名は『たちあがれ日本』だ。シンボルロゴマーク、みんなで真剣に検討し、シンボルに決まった。主たる意味は日の丸。日がのぼる日本。海があり、山、富士山がある美しい国。そこに住まう日本人。その日本人の伝統と精神を象徴するシンボルマークだ。日本国は海洋国家。海から日がのぼる。荒波をかきわけ立ち上がる。そんなイメージをデザインした。また英語表記だが、『THE SUNRISE PARTY OF JAPAN』としたい」

 −−結党の趣旨、綱領をみていると郵政民営化の記述がない。抜け落ちた理由は何か。また政界再編のイメージは。民主党との連携は

 園田氏「まず、これ以外の具体的な政策についてご質問があった。これは次の段階で参院選を戦うためにも政策は具体化、段取りなどもご説明しなければならないから、その中でご提示するつもりだ。ただ、すぐ郵政は平沼代表と与謝野共同代表が、あのときに対応が違ったので違うのでないかと言われるが、これは見直しをいたします」

「ただし、与党がやっている見直しの観点と違う。全国、どんな田舎に住んでいる方にも、郵政3事業、郵便事業、貯金、保険。この3事業が必ず行き渡るようにしていく。ただし、あのとき決めた完全民営化の原則は変えない。従って貯金も保険も完全民営化をする。ただ2つの会社に対しても、今後とも全国どの地域にいてもサービスを続けなければならない。そういうものを、まず第一の手直しとする。そのほかのことについては、それに関連し、例えば特定の外国資本に乗っ取られる恐れはないのか。株を売るつもりのない郵便局や郵便事業会社が別々にやることが、地域住民に混乱を生じさせていないのか、などの大事な観点から見直ししてご提案したいと思う」

「政界再編はね、私はよく2大政党といわれるが、まず2大政党の体をなしていないということだ。現実に政権をとった民主党があの体たらくでしょ。国の責任を請け負ってもらえない。対抗勢力の自民党が、それに対し次の時、政権を取り返す態勢になっていない。つまり、2大政党が正しいかどうか別にしても、その2大政党の姿にすらなっていないということだ。われわれは今度こうやって日本が危ないと思って打ち立てた新党は、数は少ないけども、片方の大事な政党の勢力になりうるようにすることが、政界再編を進めることに必ずなるだろうと思う」

 藤井氏「昨年政権交代となった。鳩山内閣が連立政権を組んだ。私はその内閣の顔ぶれをみて、これではとても立ちゆかなくなるだろうと思った。その後、政治とカネとかいろいろな問題があったが、普天間の問題などでも大変な混乱が起きていると思っている。政策で郵政民営化、そうでないなどの話があった。もう法案も成立し、園田さんからも話があった。それより根本的な自主憲法、あるいは安全保障、それと全く違う政党が内閣を組織する。それが日本を危うくする。このままでは立ちゆかなくなるという危機感を持っている」

「政界再編は、近く参院選が行われるが、われわれは何としても立派な政党として頑張っていきたい。私は自民党の中でも今のままではとても勝ちきることはできない、乗り切れないという方が同志の方でたくさんいると思う。私はそれは民主党の中にもたくさんいると思う。独裁的な民主党、イデオロギーが全く違う政権がこのまま日本を滅ぼすのでないか。そういう危機感をもって発起人になった。そういう意味で、ぜひ今後の私どもの政策遂行にあたってご理解いただきたい」

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